7/11〜7/29まで歩いてました。
出発は埼玉県の川越駅で、歩き終えたのは仙台駅です。
424km歩きました。
旅のレポートを簡単に書いていきます。
●歩き野宿旅は安い装備で気軽にできます。そういう情報はノート(有料記事)に書いてみました。
●また、野宿した所については大っぴらにはしない方が良いかなという思いもあり、ノートに書いた。どういう所で野宿できるか参考にしてください。
野宿旅のスタイルは7月前半の京都・奈良の旅と変わりません。1日1500円くらいで収めたいがオーバーする時もあり(夏だから冷たいドリンクがたくさん飲みたくなる)。ストレスがない無理をしない旅行を心がけた。
以下では、埼玉北部でのあるき旅について。川越駅がスタートであるが、町中の空き地でいきなりからし菜という野草を発見。からしのようにツンと鼻に来る。ラーメンなどに入れたら美味しい(からいが生でもいける)。
川越駅から一時間も歩けば緑や田園が広がっている(川島町)。埼玉にも緑地はたくさんあるが、とにかく昼間は暑い。
吉見町には道の駅「よしみ」がある(東松山駅から5kmほど東)。吉見町の野菜が安く並んできた(トマトやナス)。吉見町はイチゴの産地であり、イチゴサイダーを飲んだ。すっきりして甘い。埼玉県にイチゴの産地があるなんて旅をしないと分からないですね。道の駅でミニトマト100円のを買って夕飯で食べた。埼玉県でもおいしい野菜が取れるんですね。
夕方、東松山駅近くの神社の林の中のベンチでフライパンで夕食をつくった。昼取ったからし菜と豚肉のいためもの(味付けはだし醤油のみ)。料理を食べていると一人のおじいさんが近くに来て、怒られるのかと思ったら、「野宿旅行してるの?面白いことしてるね」と褒められた。おじいさんも旅がしたいらしくて、羨ましがられた。おじいさんは航空機のパイロットをしていたらしくて、不時着時に生き延びるためのサバイバル訓練(雪山でのキャンプなども)もしていたらしくて、僕の野宿にも興味を示したよう。楽しく話をさせていただきました。
7/12は熊谷市まで移動。7/13には群馬県の太田市に入る。このあたりは毎年最も暑い地域といわれるだけあり、昼間は焼けるように暑い。そのため、イオンなどショッピングモールで昼間は涼んだ。夏場の歩き旅では早朝に歩いて、昼間は日陰やクーラーのある所で休み、夕方から歩く(日没の7時半くらいまで)、というのがよい。
7/13は群馬県は10kmほど歩いて利根川を越え、栃木県の足利市に入った。この日は渡良瀬川の河川敷にある東屋で寝た。
栃木県は暑いが、人が少なく、自然が多く温泉もたくさんあり良い県だった。
7/14は、佐野市の図書館で涼み、昼間はイオンモールに移動した。北関東にはだいたいの市にイオンモールがあり間も10km間隔なので、イオンモールをはしごして移動していくことができる。アピタやヨークベニマルなどの大型スーパーも休憩所があるところが多く使える。この日は、岩舟駅という所で寝た。
7/15には栃木市に到着。栃木県にはレモン牛乳がコンビニに並んでいて、飲むと疲れがとれる。
栃木市は蔵造りの町として有名。遊覧船にも乗れる。
冷たい水が流れる休憩場所もありごろ寝していた(蔵の街遊歩道)。
7/15は壬生駅まで歩き、駅は人が多かったので近くの公園で寝た。
7/16は朝歩いていたら、道路横の畑にじゃがいもと玉ねぎが捨ててあったのでひろった。つんだ野草など手持ちの食料がたくさん。
昼間はヨークベニマルで涼む(昼飯はカップラーメンに野草をたっぷり入れた)。夕方は、朝にひろったじゃがいもと玉ねぎで肉じゃがをつくった。雨が降っていたので高架下でつくた。
この日は寝床を探すために宇都宮市街をウロウロして、9時前に閉店後のショッピングモールのベンチを見つけて寝る。警備員が横を通ったが何も言われなかった(笑)
7/17は宇都宮から東北に移動。昼間はさくら市の氏家駅の駅前のベンチの木陰で過ごした。4時ぐらいからふたたび移動して喜連川という温泉街に。
夕方に道の駅「喜連川」に到着。この日は市営の300円で入れる「もとゆ温泉」へ。安くて露天風呂もあり素晴らしい。
道の駅の近くにはスーパーもあり便利。この日はタイ・グリーンカレーをつくった(じゃがいもは昨日のひろったやつの残り)。
7/18は道の駅「喜連川」から13km東に歩いて、道の駅「馬頭」へ。馬頭も温泉街で栃木には鬼怒川,湯西川の他にも温泉街が多いことがわかる。馬頭でも町営の「ゆりがねの湯」という露天風呂ありで安く入れる温泉あり(夕方17時以降300円)。
ゆりがねの湯|那珂川町観光協会オフィシャルサイト 馬頭温泉郷
この日は道の駅に行く途中、野いちごやブルーベリーをみつけて食べた。ほんのり甘い。
歩き旅では、地方の田舎道を通るとき、歩道が狭いので車に引かれないかビクビクしながら歩く箇所が多いから、つらいですね。
昼間は橋の下の河原で焼き肉をした。スーパーでバラ肉が半額だったのだ。
肉をつつむ葉はかぼちゃ、シソ、からし菜などである。
その後道の駅「ばとう」で休憩し、直売所で安く買ったナスときゅうりで浅漬をつくる。
夕方、温泉に入ったら日が傾きつつあり夕焼けの田園風景を楽しむ。
しかし、あてもなく国道294号線を北上していると、19時半がすぎ日が暮れて近くのコンビニがあるような町にも歩いて2時間くらいかかりそうだと途方に暮れた。しかし、その時に、道路横に大きな東屋を奇跡的に発見。周りはなしの果樹園など田園地帯で近くには店などないので食料は昼につくった浅漬でしのぎ眠った。
7/19、無事に夜が明け、朝日が登る頃に東屋を出発し北上。松尾芭蕉が奥の細道の旅の際長期で滞在した黒羽という町に到着。足利銀行の黒羽支店が趣があった。
このあたりで、奥の細道の旅路に合流する。
午前中に道の駅「伊王野」に着く。巨大水車で有名である。
この日はゴーヤと地元のスーパーで買った豚肉で炒め物をつくった(味付けコショウ・だし醤油)
後半に続く