生きるための思想

大学院博士課程を中退してキビしく生きてる31歳の男です。市場経済至上主義を批判して、生きづらさをテーマに記事を書きます。金のかからない歩き野宿旅をしたり。ツイッターで思う所をつぶやいてる。メッセージなど→→ haruka.omae@gmai.com

居場所イベントします(大津)

1月に大津にて社会で孤立しがちな人たちの居場所をつくる集まりをします。今後月1回のペースでやりたいと思います。 【初回日時】2019年1月14日(月・祝) 14:00〜17:00 【名称】弱さで交流する会 【場所】大津市市民活動センター1F 交流スペース(パーティ…

もくもく会(居場所つくり)

もくもく会という名のオフ会をやっている。 もくもく会とは、ネット上で「●●日に××(場所)でもくもく会」しますと主催を呼びかけ、指定した場所に行ってもくもくと自分の作業をする会である。 この会は『ニートの歩き方』や『持たない幸福論』など書いたpha…

個性を求められることのしんどさ

以前、恥を覚悟で私の苦しさをブログに書いた。 nagne929.hatenablog.com この苦しみは、私が自己アイデンティティを確立できていないゆえから生じているのだろう。 活動や表現活動がうまくできない、センスがなく他人から反応が薄く自己アイデンティティが…

いのちの電話

いのちの電話という題名だが、私が自治体のいのちの電話にかけたのではない。相談員になったわけでもない。 私がSNS上でラインIDや電話番号を晒して、「しんどい人は電話してくれ」と呼びかけていた。 10月3日にツイッターに公開して、2ヶ月で10人くらいと話…

恋愛してもしなくてもよい

ネット上で47歳の童貞の人が「もう結婚できない」と嘆いていて、話題になっていた。 anond.hatelabo.jp 童貞の苦しみはあると思う。男性は「女性とたくさんセックスしないといけない」、「結婚できないと恥ずかしい」とった男性性の価値意識を内在化してしま…

近況(半ニートの苦しみ・・)

弱音をはきたい。 大学院博士課程を辞めて2年半が経過したが、状況は良くない。 実家ぐらしの半ニートである。 私は、徹底的に無能である。仕事はできない起業もできない。ブログもアフィリエイトの審査で落とされた。とはいっても一日100PVもいかない弱小…

生活保護制度の隠れた問題点

ざっと書く。 ・単身居住を求められる 私は、以前役所に生活保護の相談に行ったことがある。その時は、知人の男性の家に同居させてもらっていた。生活保護を受給するためには独身者の場合、単身にならなければいけないと言われた。生活保護制度は本人の「自…

踊れ踊れ!!

しんどい時、モヤモヤしている時、乱れたように体を動かしたり叫んだりしたらよいのではないか。狂人になればいいと思う。狂人は異常だとされ精神病院に隔離されるなどされるが、逆に人との接点をなくし居場所を失うのではないか。 狂人は狂人として社会に包…

「自由」に生きられるか?

苫野一徳さんの『「自由」はいかに可能か』(NHK出版)では、「自由」とは何かをヘーゲルなどをもとに述べ、どうすれば「自由」に生きることができるかが書かれている。 アーレントの「現れの空間」をつくることや、見田宗介のいう「交響圏」を目指すことに…

経済的自立できない人は劣っているのか?

私は大学院博士課程を能力不足と精神障害(躁うつ病+アルコール依存症)のため退学した。それから4年ほど先輩の家にほぼタダで居候させてもらい、その先輩との関係が悪くなり現在は実家に戻り半ニート状態である。働こうにもバイトでも長続きしない。いわば…

0円マーケットをやってみて

10月24日に京都の三条大橋で0円マーケットをやりました。 供出した物品は、アウトドアグッズ、マフラーなど小物、本(旅行系、小説、ゲバラのやつなど)でした。 今回、0円マーケットをやったのは、単純に鶴見済氏の0円ショップや0円生活の考えに共感したか…

「世界」をつくる(『アレント入門』より)

言説実践による社会変革についてハンナ・アレントの考えを私の血肉としたい(中山元、2017、『アレント入門』ちくま新書)。 私たちは、言論と活動をもって他者に働きかけることで、自己と他者が立ち現われ、自己アイデンティティを獲得していく。それを通し…

ニート・引きこもり原論

引きこもりやニートなどの社会不適合者に対して社会の目は依然厳しいが、引きこもりやニートがあまりにも多くなったため、社会もそのような人に対する見方を変えつつある。 斎藤環などの「引きこもり」の専門家は、安心して引きこもり生活ができればよいと論…

「何もしない」という究極のオルタナティブ

1.経済活動ができない人間はつまはじきにされる コミュニティという言葉をよく聞くようになった。 今使われるコミュニティという言葉には、人々が孤立しがちな現代において新しい価値観によって人と人とが繋がろうという甘美な意味が匂う。 伝統的な村落や…

摂食障害・セックス依存(1)

女性にとって思春期とは、自分の身体が性的なまなざしで見られることに気づく時期である。 思春期とは、女性にとって何でしょう。それは、自分の身体が自分のものではなく、誰かの快楽の道具であり、誰かに見られることに気づく時期を指します。 (小倉千加…

二流エリートと自尊感情

日本は海外に比べて大学院修了生が少ないとされるが、日本の大学院生は修了してもなかなかいいポストに就けないし、私のように途中でバーンアウトして中退してしまう人もいる。 先進国を中心に教育期間(モラトリアム)が伸びている。韓国など兵役や留学、休…

韓国の国際結婚問題

韓国の農村では結婚相手が見つからない農家の独身男性が、海外の女性を嫁に迎えることが盛んにおこなわれている。 私の視察した村落では90年代初期は統一教会の女性、中国朝鮮族の女性であった。 近年は、ベトナム人やフィリピン人が多い。 移住女性の学歴は…

川柳①(旅、ニート)

川柳を書いてみました。現代の芭蕉と名のれるよう研鑽します!! (野宿旅編)①寝転べる ベンチがあれば 即昼寝 ②寝転べない ベンチの手すりは 撤去せよ ③足のマメ 踏めば踏むほど 硬くなる ④野宿旅 出費の半分 コカコーラ ⑤歩き旅 たまには車も 使いたい ⑥…

北朝鮮国境ぶらり旅(中国側から)

昔の旅行のことも書いていきたいと思います。 大学生だった頃、2008年8月30〜9月7日まで中国側から北朝鮮の国境付近をぶらぶら旅しました。当時は韓国語が上級だったので、中国東北地方の朝鮮族自治区を探索してみようと考えました。 (毛沢東像) 白頭山の…

ポルカ(投げ銭)で湖西歩き旅

今回は、ポルカ(投げ銭アプリ)で支援してもらった旅費で2泊3日の歩き旅をした。 京都−敦賀(小浜にも寄り道する予定だった)の歩き旅を宣伝し、旅行資金を募った。 polca.jp 当初、ツイッターの友人と福井県の敦賀で会う約束をして、そこまで歩く予定だっ…

福島被災地歩き旅

今回は東日本大震災の津波被災地を歩き野宿旅した記録である。 2018年7月の歩き旅は、7月11日に埼玉県川越市をスタートしたことに始まっている。 7/23までに福島県二本松市の道の駅「ふくしま東和」に到着し285kmを歩いた。 nagne929.hatenablog.com nagne92…

少子化は進んでよい

1.「選択の自由」の原則による少子化対策の否定 私たちは、子どもが産まれることを良いことであり、少子化は解消されるべき「問題」と捉え、少子化対策は正しいと思っている。 しかし、少子化対策として推し進められる子育て支援・両立支援についても「選択…

北関東・東北野宿旅(2)

前回の旅行記の続きである。 nagne929.hatenablog.com 7/20は道の駅「伊王野」を6時に出発して、県道76号線を北上。この道は6~7世紀における東北へ向かう古道である。また、源義経の伝説も残る地域を通る。 午前中に関東と東北を分かつ明神峠に到着して福島…

北関東・東北野宿旅(1)

7/11〜7/29まで歩いてました。 出発は埼玉県の川越駅で、歩き終えたのは仙台駅です。 424km歩きました。 旅のレポートを簡単に書いていきます。 ●歩き野宿旅は安い装備で気軽にできます。そういう情報はノート(有料記事)に書いてみました。 note.mu ●また…

野宿旅の作法

2018年の7月1〜7日の間に150kmの野宿旅行をおこないました(130km徒歩、20km鉄道)。 1日1,500円程度の低支出旅行です。 料理は夕食は自炊して翌日の昼の弁当もつくる(1食あたり300円)。野菜は買わずに野草でビタミン・ミネラルを補給。朝食はコンビニでお…

韓国の低収入で暮らす若者

以下は、2016年4月に韓国ソウルのオルタナティブ活動で運営されるシェアハウスに暮らす若者へのインタビュー記録である(活動家が有志から募った資金で社会変革活動をしている。シェアハウスは融資金で一軒家を借りる資金にしている)。この方は、大学を休学…

女性性市場批判

0.女性性市場とは 売買春、ポルノなどの性行為や性表現、アイドルや女優に至るまでの女性の観賞的消費といった「女性性市場」について、永田えり子(1997)『道徳派フェミニスト宣言』(勁草書房)をもとに批判していきたい。 道徳派フェミニスト宣言 作者:…

マイノリティと自己アイデンティティ

1.自己アイデンティティの確立 私たちは、「自分らしさ」とか「ありのままの自分」という言葉が好きだ。今の時代に象徴されるのは「個性」という言葉だ。 私たちは「自分が何者なのか?」を問われ続け、他者とは違う自己を示すことを強迫される。 「人は一…

「普通」からの解放

フロイト理論がマルクス主義とちがう点は、マルクス主義が抑圧からの解放をめざすのに対して、フロイトの理論は、抑圧への適応―精神分析医はこれを「治療」と呼ぶ―をめざすことにある。 (上野千鶴子、1990、『家父長制と資本制』岩波書店、p.5) ザックリ言…

猥談でないエロの話

1.「人権侵害となるワイセツ」が問題 性愛の世界に住まうのは、身体として生きる人間の宿命である。この世界に入るには、その切符=性別を受けとらなければならない。この世界に生きるには、その文法=猥褻をわきまえなければならない。 (橋爪大三郎、199…