今回は、ポルカ(投げ銭アプリ)で支援してもらった旅費で2泊3日の歩き旅をした。
京都−敦賀(小浜にも寄り道する予定だった)の歩き旅を宣伝し、旅行資金を募った。
当初、ツイッターの友人と福井県の敦賀で会う約束をして、そこまで歩く予定だった。その歩き野宿の旅を「いいね」と思った人から支援してもらい歩こうと考えた。
なんと、3,400円あつまった(うち300円はポルカから)。
ツイッターのフォロワーさんからの支援が多かった。
支援していただいた方には心から感謝です。
しかし、今回は歩きはじめから鬱で気分が落ち込むことが重なり、3日目で旅は断念した。
50km歩いた。
私の旅は1日に1500円くらいの出費であり、3400円の支援で2日は歩いた。
ポルカで支援していただいた資金を使い切ったこともあり、支援された分の歩き旅はできたと思った。
旅は楽しんでするもので、気分がすぐれない時は、旅は早々に引き上げるべきだろう。支援を受けたけれど苦しみながら旅をする姿は誰も見たくないだろう。
さて、今回は50kmと距離は短めであったが、琵琶湖のよい景色も見れた。
なお、福井には電車で後日行く予定であり、ポルカでお金が集まれば福井でぶらぶら野宿放浪をするかもしれない。
湖西はすばらしい。
・比良山系の近くの浜辺は湖水が澄んでいて綺麗。
・湖西の街道には屋根つきベンチの小屋が多くあり野宿がしやすい。
まず、国道367号線(鯖街道)を京都市内から北上して大原、滋賀県大津市に入り途中峠から東に進み琵琶湖へ。
京都市内から10kmほど歩くと大原。美しい田園風景が広がる。日曜朝市や直売所もあり楽しめる。休みの日は観光客多し。
国道脇の神社には湧き水がある。八幡宮という所だ。国道477号線との分岐から少し進んだところにある。雨上がり後だったので水量が多くておいしい。
途中トンネルを抜けて東に進む。田園の中を歩くのは気持ちよかった。
疲れたら木陰で休む。
福島で歩いている時は原発付近では野草を取るのを控えていたため、野草への欲求がたまっていた。スイバを取る。
昼過ぎに琵琶湖に到着。和邇(わに)駅の東にある浜辺である。しばし、ベンチでぼんやりしていた。東屋などもあり寝ることもできる。駅の近くに平和堂というスーパーあり。湖水は綺麗だが砂が多いから泳ぎにくいかもしれない。
夜の料理は豚肉とさつまいものツル(昼間に道路脇で取る)の炒めもの。豚肉は98円/100gで、250円ほど買った。
この夜は屋根付きのバス停で寝た。車がよく通るが寝れた。
和邇駅〜近江高島駅まで20kmの湖西には屋根付きの小屋が多いので休憩や野宿に最適である。
湖西は青色の琵琶湖と近江米の田園地帯が広がり美しい。
田園の中に鉄道駅がある(比良駅)。
さて、琵琶湖で水が綺麗なのは近江舞子と言われる。人はけっこういるが、水の中に入ったり松の木の下で寝ることはできる。近江舞子駅から東に進むと水泳場が広がっている。
さて、誰も人がいないビーチを教えよう。北小松駅から国道161号線を少し北に進み、すぐ横に琵琶湖が見えるようになる。そこは車などが置けるところが無いので誰も来れない。トイレもあるので便利である。
国道161号線を北上して夜の20時頃に高島市に到着。この日は調子がすぐれず休み休み23kmの距離を歩いた。和邇駅から安曇川駅までスーパーが無いので注意。
道の駅「藤樹の里あどがわ」はたくさんの野菜や鯖寿司、鮎弁当など売っている。
今回は、度々鬱に襲われ、琵琶湖で泳いだり昼寝したりしたが、3日目には朝から動けなかった。昼まで様子を見たが、歩けないと判断して電車で帰る。
歩き続けるのはしんどい。しかし、地方に行くと中小都市が15-20kmほど離れているのでスーパーなど無いので、結局歩かざるを得ない。気力と体力のある時に旅はするべきだろう。
歩くのはほどほどに昼にごろ寝したり野宿したり、そういう楽しみを増やしたい。