生きるための自由研究

脱・引きこもりできそうにない半引きこもりです。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

経済的自立できない人は劣っているのか?

私は大学院を能力不足と精神障害(躁うつ病+アルコール依存症)のため退学した。それから4年ほど先輩の家にほぼタダで居候させてもらい、その先輩との関係が悪くなり現在は実家に戻り半ニート状態である。働こうにもバイトでも長続きしない。いわば、他人の…

0円マーケットをやってみて

10月24日に京都の三条大橋で0円マーケットをやりました。 供出した物品は、アウトドアグッズ、バイク用品、マフラーなど小物、本(旅行系、小説など)でした。 今回、0円マーケットをやったのは、鶴見済さんの0円ショップや0円生活の考えに共感したからであ…

「世界」をつくる(『アレント入門』より)

言説実践による社会変革についてハンナ・アレントの考えを私の血肉としたい(中山元、2017、『アレント入門』ちくま新書)。 私たちは、言論と活動をもって他者に働きかけることで、自己と他者が立ち現われ、自己アイデンティティを獲得していく。それを通し…

ニート・引きこもり原論

引きこもりやニートなどの社会不適合者に対して社会の目は依然厳しいが、引きこもりやニートがあまりにも多くなったため、社会もそのような人に対する見方を変えつつある。 斎藤環などの「引きこもり」の専門家は、安心して引きこもり生活ができればよいと論…

「何もしない」という究極のオルタナティブ

1.経済活動ができない人間はつまはじきにされる コミュニティという言葉をよく聞くようになった。 今使われるコミュニティという言葉には、人々が孤立しがちな現代において新しい価値観によって人と人とが繋がろうという甘美な意味が匂う。 伝統的な村落や…