生きるための自由研究

脱・引きこもりできそうにない半引きこもりです。

大学院ドロップアウト

二流エリートと自尊感情

日本は海外に比べて大学院修了生が少ないとされるが、日本の大学院生は修了してもなかなかいいポストに就けないし、私のように途中でバーンアウトして中退してしまう人もいる。 先進国を中心に教育期間(モラトリアム)が伸びている。韓国など兵役や留学、休…

大学院のドロップアウト

2012年、大学院修士課程を終えて、博士課程に進学した。 研究を続けて韓国に関わっていきたいという気持ちがあったが、実際は就活の失敗によるモラトリアムの延長であった。 こういう動機で博士課程に行ったらホントに人生は詰む(修士ならよいが)。 博士過…

就活の失敗と博士課程進学

大学院に入り修士課程を終えて就職をするつもりだった。 しかし、学部に続き大学院でも就職活動は失敗する。 履歴書は上手く書けないし、面接では志望動機からして何を話していいか困ってしまう。 面接官からの「我が社に志望された理由は何ですか?」という…

生真面目とアル中

前々回の日記(↓↓)の続きである。 nagne929.hatenablog.com 2010年、大学院修士課程に進学した。 生真面目であった私は、学部での就職活動の失敗と卒業論文が上手くできなかったことを反省して、大学院ではマジメに勉強をしていい修士論文を書き、就職もち…

挫折の始まり

私は、大学4年生になっても進路を決められずにいた。 進路のために何もしておらず、旅行に行ったり、サークルで遊んだりとテキトーな日々を過ごしていた。 当初は大学院に行って勉強を続けようかと漠然と考えていたが、大学院の準備もろくにできていなかっ…

高等遊民

私は大学院修士までとったのに、ニートとは誠に情けない。職歴が無いので、単純肉体労働にしか就けず、労働意欲を完全に失ってしまった。 ニート生活を続けていて、高等遊民という言葉が皮肉に聞こえてくる。 高等遊民とは、大学などで高等教育を受けた後も…

プレカリアート

Wikipediaに載っていた学歴難民という用語を見て自分のことだと思った。 「学歴難民(がくれきなんみん)は、主に一流や難関と言われる名門で有名・名高い大学や大学院を卒業しておきながら、就職活動をしても一流(と言われる)企業に就職できず、無職やニ…

自分の能力を生かすことができないのは不幸だ

自分に合わない仕事は苦痛だ。 仕事などの向き不向きを考える上で参考になるのが、ノーベル経済学賞をとった、アマルティア・センのケイパビリティという概念である。 センが途上国において問題としたのは、絶対的なカネの欠乏である貧困だけでなく、個々人…

危険な道を進んでしまう人

安全な道を進める人もいれば、危険な道ばかりを進む人がいる。 安全な道を進む人からは、危険な道を進む人の行動原理が理解できない。逆に、危険な道を進む人からは、どうやれば安全な道を進むことができるのかが分からない。 僕からしたら、安全な道を進め…