Wikipediaに載っていた学歴難民という用語を見て自分のことだと思った。
「学歴難民(がくれきなんみん)は、主に一流や難関と言われる名門で有名・名高い大学や大学院を卒業しておきながら、就職活動をしても一流(と言われる)企業に就職できず、無職やニートやプレカリアート(非正規雇用労働者)になったり、希望する職や自身のプライドの許す地位に就けず不本意な就職を強いられたりしている人々をいう」
私は、大学院博士後期課程を病気で辞めて以降、底辺のバイトを転々としている。どれも最低賃金に近い単純作業である。もちろん不本意だ。
私は正社員になるつもりはなくパートで働きたいが、事務作業などの仕事には応募しても受からない。書類選考で落とされてしまう。
なので、肉体労働か単純作業に甘んじるしかない。
しかし、そういった仕事は長続きしない。
単純作業ができるようになっても何の満足感も得られないし、先の展望がない。そんなことを思うと、全く仕事をする意欲が沸かないのだ。
人間は今やってることが将来何らかの役に立つという希望がなければ、何もできなくなるのではないか。
肉体労働や単純労働以外にできる仕事はないが、それらの仕事には希望がもてず続きそうにない。
八方塞がりである。