9月の初めから中旬に野生のエゴマがたくさん採れた。エゴマは同じところに毎年たくさん生えてくる(大葉も同じ)。なので、群生しているところを見つけると、毎年たくさん採れる。このように繁殖力が高い野菜が野山で勝手に生えて、それを調達できると食料確保にはかなりいいのではないか。今年の晩夏は葉野菜が高騰しているので、葉類を野山で調達できることは助かると思う。また、野山で食べれるものを見つけるのは「あそび」として楽しみがある。エゴマは韓国などでは焼き肉に包んでたくさん食べる。エゴマの料理はすぐには思い浮かばないけど、いろいろ料理してみた。香りがいいので冷奴のつけあわせとかもいいと思う。
※ エゴマは大葉に似ていて、いい香りがするのですぐわかる(似たもので香りがしないのは食べない方がいい)。エゴマの葉は幾何学的で芸術的だ。
※ エゴマは野山や河原で群生している。意外と身近にあるかもよ。
【目次】
1.エゴマ料理のつくレポ
◉ エゴマのチヂミ
チヂミの粉に、エゴマの葉を刻んだのを混ぜてごま油で焼くだけです。香りがいいんだわ。路上でみんなにあげたら好評でした。
◉ エゴマのビビンククス
ビビンククスの作り方は簡単で、韓国人の知り合いに教えてもらった。
①コチュジャン、醤油、ごま油、ごまを適量まぜてタレをつくる
②そう麺などを茹でて氷水で冷やす
③タレに麺を混ぜる
④野菜などの具をのせる
◉ エゴマのペペロンチーノ
簡単です。ペペロンチーノに刻んだエゴマをあえるだけです。香りがひきたちます。中々すばらしい。
◉ エゴマのキッシュ
キッシュつくりが上手い人には簡単だと思うが、わたしはイマイチだった。肉食や卵などを控えているため、豆腐と豆乳などで作った。正直、自分が作ったのはあまり美味しくなかったな(フライパンで生地焼いたらめっちゃ固くなった)。こういうアイデアもありますよということで。
※ 参考にしたYoutube動画
◉ サムギョプサル(わたしは大豆ミート)
焼いたり煮た肉や大豆ミートをエゴマの葉で包んで食べるだけです。ごま油、塩、こしょう、コチュジャンなどをつけて食べる。ご飯やキムチを挟んでもおいしい。
◉ ガパオライス
ガパオソースがあれば簡単です。ソースはヴィーガン対応のものもあります(ツイッターの知り合いがヴィーガン食品として紹介していた)。
①大豆ミートを湯がく
②ごま油で玉ねぎのみじん切りを炒めて、途中から大豆ミートも入れて炒める
③ガパオライスのもとと、刻んだエゴマを入れて炒める
④ご飯の上に載せたら完成
◉ しょうゆ漬け
韓国版ごはんがススム君ですね。おろしニンニクなどで作れば手間がかかりません。作れば保存が効きます。ご飯に包んだり、チャーハンにしたりと色んな使いみちがあると思う。
※ チヂミに包んで食べるとおいしい
※ しょうゆ漬けのレシピは以下を参考
簡単☆ご飯によく合うエゴマの葉の醤油漬け by ★おぺこ★ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが358万品
2.野山の食べ物で縁ができる
エゴマをたくさん採ったから、路上でおすそ分けしたり、売れないかなと思って持っていった。いつもの三条大橋にいると、Twitterでわたしのことを知っている人がたまたま通りがかってお話しをしたついでに、エゴマを渡した。また、前に路上で出会った友人を呼んで少しわけた。エゴマでつくったチヂミも少し売れた。「これ山で採ったエゴマなんですよ」と言うと、驚いた反応をされる。野山で採取したものは意外性がありツカミになって興味をもってもらえる。人と話すキッカケつくりにもなる。文末のリンクにある過去ブログでも、野生の食べ物をみんなで採ったり食すのは農漁村では一つのイベントであり、みんなが会って楽しむ非日常の「祭り」になっていると書いた(マイナー・サブシステンス)。
※ 来年もエゴマ配達員やります。今年のエゴマは路上で箱買いされました(1500円)!
※ 路上でおすそ分け。エゴマの認知度は低いし、野生のものはみんな怖がって手にしたがらない。笑
【過去ブログ】採取の意義について書いたのでまた読んでみてください